YouTubeに現在考えられる最高の音質でアップする方法。(後編)

この記事は約5分で読めます。

さっそく、最高音質動画を作っていきましょう。

DAWソフトは Cubase
動画作成ソフトは AviUtlとします。

Cubaseの設定からWAV出力まで

Cubaseのプロジェクト設定は48kHz 24Bit以上にする(CPUに余裕があれば32 Bit Float)
最終段のL3-LLでQuantizeを24Bitにする 最大ピークを-0.5dBにする
オーディオミックスダウン書き出し設定で48kHz 24Bit

これで PCM 48kHz 24Bit の WAVファイルが出来上がります。

AviUtl( 動画作成ソフト)+ x264guiExプラグインでMP4(動画ファイル)を作成

AviUtl の詳しい使い方はこちら

動画の画面サイズを(2560 x 1440)に設定しましょう。

最初から動画を作る場合は新規プロジェクトの作成で画像サイズを入力
既存の動画を変更する場合は設定→サイズの変更で指定サイズから入力
動画が完成したならプラグイン出力から 拡張 x264 出力(GUI)Ex を選択
プロファイルから YouTube を選択

動画をx264guiExプラグイン で動画ファイルを出力するのですが
MP4の場合は音声コーデックがAACしか選択できません。
そこで後にMKVToolNixを使ってMP4の動画H.264とWAV 48kHz 24Bitの音声を合体してMKVファイルを作ります。

豆知識 MP4やMKVはコンテナと言って画像や音声を入れるための入れ物だと思ってください。
MP4には限られた種類のコーデックしか入れることはできず音声はAAC、MP3などでWAVは入れられません。
MKVは 多種多様なコーデックに対応しMP4でよく使われる動画H.264もWAVも全て入れることができます。

動画の長さに合わせたWAVを作るためにもうひと手間

AviUtlのタイムラインですがこのように音声データは必ずしも動画の最初から鳴っているわけではありません。
タイトルの表示の後、遅れて始まるなんてよくありますよね

この動画では約5秒後に音が鳴り始めています。

この動画の長さに合わせたWAVを作るため 一度完成した動画からWAVのみ出力します。

WAV出力を選択
このままWAV出力でPCM 48kHz 24Bitで出力できればいいのですが残念ながら最高音質でも 48kHz 16Bitしか設定できない、面倒ですがこのWAVを再度Cubase に読み込ませる
動画の長さの音声ファイルを読み込ませた状態

クオンタイズをオフにし音を鳴らしながら読み込んだ 動画長さWAVを元の音声ピッタリの位置に合わせる。
ボーカルとかドラムが合いやすいです。これで サイクルループ範囲指定を 動画長さWAVに合わせて変更し 動画長さWAV をミュートしてもう一度書き出せば動画にピッタリサイズのWAV48kHz24Bitファイルの出来上がります。

MKVToolNixでMP4の動画とWAV 48kHz 24Bit音声を合体してMKV作成

MKVToolNixの使い方

まず、フォルダに 2560 x 1440のMP4と 48kHz 24Bitの WAVを用意します。
MKVToolNixを起動させてソースファイルにMP4をドラッグします。
続いて同じくWAVをドラッグする。確認画面が表示されますがそのままOKを押す。AACは不要なのでチェックを外す。
Start multiplexingを押します。
一瞬でMKVファイルの出来上がり

念のため真空波動研SuperLiteでコンテナの中身を確認しておきましょう。

間違いなくできていますね。

最後に完成したMKVファイルをYouTubeにアップロード

しっかり20kHzまで出ています。

YouTubeラウドネス規制調査の実験

最後にYouTubeラウドネス規制で音質がどのくらい変わるのかチェックしてみたいと思います。

YouTubeラウドネス規制とは

数年前からYouTubeが始めた音量規制で全ての動画が同じ音量で聞けるよう、高すぎる音量の動画は、ボリュームが強制的に下げられて再生されるようになりました 。テレビでも昔はCMで音が急に大きくなりびっくりしていましたがラウドネス規制のおかげで今は慌ててボリュームを下げることもなくなりました。
視聴者には有難いラウドネス規制ですが、せっかく苦労してCD並の音圧にしたのにごっそり音量が下げられるのは残念な思いもあります。

そこでラウドネス規制を受けずにギリギリまで音圧を上げた動画とCD並みにガッツリ音圧を上げた動画をYouTubeにアップして比べてみたいと思います。

YouTubeラウドネス規制調査 規制ギリギリの音圧版
YouTubeラウドネス規制調査 規制ギリギリの音圧版
YouTubeラウドネス規制調査 市販CD並みの音圧版
YouTubeラウドネス規制調査 市販CD並みの音圧版

いかがですか?
確かに音量や音圧はほぼ同じようですがどちらがいいかは難しい所だと思います。
『 YouTubeラウドネス規制調査 規制ギリギリの音圧版 』のほうはミックスダウンが終わったレベル
『YouTubeラウドネス規制調査 市販CD並みの音圧版』はその上にマキシマイザーをガッツリかけた状態
まあ、どっちでもいいかなと思っています。

アップする前の音声WAVも参考に置いときます。

YouTubeラウドネス規制調査 規制ギリギリの音圧版
YouTubeラウドネス規制調査 市販CD並みの音圧版
明日に向かって走れ
『明日に向かって走れ』
[Official Music Video]Perfume 「再生」
新曲 2020 – JPOP 音楽 (最新曲 2020)
雨ニモマケズ
『雨ニモマケズ』
七日間
『七日間』
負けるもんか(本田技研工業株式会社CMより)
『負けるもんか』
敗者の歌(再録音)
『敗者の歌』
希望の歌
『希望の歌』

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