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奇跡のミックスダウン・マスタリングで曲を作ってみた

まずこの動画をご覧ください。

【DTM講座】奇跡のミックスダウン・マスタリング
奇跡のミックスダウン・マスタリング

これは BAND IN A BOXで作った音源をCubaseに取り込み
ミキシングからマスタリングまでを一気にやって作った曲です。

iZotope Neutron 3を
各トラックに一個だけ

マスタートラックに

  1. PSP VintageWarmer 2
  2. TR5 Linear Phase EQ
  3. Limiter(Cubase付属)
  4. Maximizer(Cubase付属)
  5. L3-LL Multi Stereo

を挿入して仕上げたものです。

拙者がやったことは BAND IN A BOXにコードの打ち込み、各トラックのレベル合わせとマスタートラックの作りこみくらいです。1分ちょいを5曲作ってミックス前とミックス後を8小節ごとにつなぎ合せてトータル5時間くらいで作りました。

BAND IN A BOXがあればコードを入力しスタイルを選ぶだけで打ち込み無しでこのレベルのカラオケができ、

iZotope Neutron 3があればEQやコンプに触ることなく ミックスダウンまで、ほぼ完了します。

その後、

  1. PSP VintageWarmer 2でアナログ感を足し
  2. TR5 Linear Phase EQでM/S処理をして
  3. リミッター三兄弟で少しずつ音圧(迫力)を上げればマスタリング(仮)まで完成です。

ミックス前と比べるとスッキリクッキリした上に音に厚みが出て、さらにサイドまで広がりつつ迫力が出てCDレベルまで音量が上がっているのがよく分かると思います。

何が奇跡なのか?

このやり方だと アレンジ、打ち込み、ミキシング等の作業をすっ飛ばして初心者でも一曲仕上げることができます。

  • うまく音圧が上がらない
  • 各楽器が団子状態でモヤモヤする
  • 低音に迫力が無い、高音がこもっている
  • EQがうまく使いこなせない
  • コンプレッサーが難しい

これらは全てミキシングが上手くいっていないからなのです。
まず、 Neutronにミキシングを任せてみませんか?

音源のハイレゾ版、8小節ごとにMIX前とMIX後が入れ替わっています。

『 奇跡のミックスダウン・マスタリング 』
Cubase9.5
Cubase9.5

ミキシング初心者は数値を求めるが上級者は心構えを説く

ここで音楽制作、特にミキシングの基本的な事柄を説明しておきたいと思います。
初心者はとにかく数値を知りたがりますよね。EQの周波数のここを上げればどうなるだとかコンプの設定はどうすればいいか等、しかしEQやコンプはただの手段であり 一番大切なのは、その楽器を全体の中にいかに上手く溶け込ませるかが大事なのです。不要であれば使わないことも十分ありえます。
前に出てほしいギターと奥で控えめに鳴ってほしいギターでは全く異なる EQやコンプ 設定となるでしょう。
でも経験の少ない初心者がやみくもに EQやコンプ をいじっても目を閉じたまま絵を描くようなもの

リファレンス曲を使ってミキシングの基準を作ろう

まずミキシング初心者が最初にするべきことは

  • 重さを量るなら秤
  • 長さを測るならスケール
  • 絵を描くなら写真
  • ミキシングするならリファレンス曲

リファレンス曲を用意して基準を作りましょう。
通常のCDをDAWソフトに読みこみます。歌ものCDはボーカルをよく聞かせるためにバックの楽器は聞き取りにくい傾向にあります。マキシシングルなどのカラオケがあるとさらに基準として使いやすいですね。
そしてCDはマスタリングが終わって音圧が上がっている状態なので、慣れるまでは最初からマスタートラックにマキシマイザーなどを指して出来るだけ同じ条件にしてやります。
DAWソフト上に リファレンス曲という基準を作り、常にそれと聞き比べながら作業すれば大きく間違うことも少なくなると思います。

モニタースピーカーやモニターヘッドフォンを使って

高音を調整するのに高音が出ないスピーカーやイヤホンでは正確に調整できるはずもありません。
ちゃんとしたモニタースピーカーやモニターヘッドフォンを使ってください。
後、基準として使うためには音量を一定に保つことが重要です。人間の耳は大きな音を良く感じる傾向にあるのでコロコロ音量を変えていたのでは基準になりません。

そして音量は控えめがいいです。音が大きいとよいと感じる要因にアコーステックコンプレッションがあります。音量が上がってくるとアンプとスピーカーがコンプレッサーのように働き迫力を追加してくれるのです。
ライブでの大音量が気持ちいいのはこいつのせいです。しかしあなたの曲がコンプレッション不足で迫力が足りない時に音量でごまかされてしまっては小さい音の時ショボい音になってしまいます。

もう一点、音が大きいとその部屋で発生する定在波(部屋の周波数特性)が強調されはじめ、特定の周波数が膨らんだり削られたりしてミキシングに悪影響が出てしまいます。通常のCDが気持ちよく聞ける控えめな音量を探しましょう。決まったらモニタースピーカーやモニターヘッドフォンのボリュームに印をつけていつも同じ音量で

ミキシング中は予期せぬ歪やノイズに細心の注意をはらって

デジタル時代になってから音量はメーターで-6くらいを目安に考えて下さい。解像度(24Bit以上)さえ十分にあれば音量は控えめが良い結果につながります。よくノーマライズをしてトラックを上限いっぱいにしてしまう人がいますが、その後にEQやコンプで少しレベルをいじるだけですぐに歪んでしまい ろくな事になりません。
ミキシング完了時、マスタートラックでピークが-3~ー6くらいでないとマスタリングで音圧が十分上がらなくなってしまします。
各トラックの無音部分はできるだけカットして楽曲全体のノイズを減らすようにしましょう。その際クリップノイズを出さないためにも必ずフェードイン・アウトを書きます。

機材やソフトは唯一 プロと同じ場所に立てる最短の道

よく DAW付属のプラグインやソフトシンセだけでここまでできるとか自慢する方がおられますが、全く無駄なことだと拙者は考えます。プロの技術を取得するには長い時間と努力が必要ですが、道具だけはお金さえあればプロと同じものを手に入れることができるのです。なんでそこをケチるのか全く分からない、F1レースに素人が軽四で出るようなものです。腕がないならせめてF1に乗りましょうよ。差は広がるばかりですよ。ましてソフトウェアはプロと同じものでも何万円かで買えます。ハードだってヤフオクやメルカリなどを活用すれば半額くらいで手に入れることも可能。
もしプロを目指しているのなら、なおさらケチっちゃダメ!

音楽制作は自分に合ったやり方を探そう

シンガーソングライター、作曲家、アレンジ込みのクリエイターなど各自得意なスタイルがあると思います。しかし誰かにアピールするためには楽曲として完成させ聞いてもらわなければならない。それもできるだけ市販のCDに近いレベルで。歌が下手な人はボーカロイドなど不得意な部分はソフトウェアに助けてもらえる時代が来ました。BAND IN A BOXや iZotopeなどのソフトウェアはまさに最先端お助けソフトなのです。

シンガーソングライター 作詞作曲とボーカルは得意

アレンジと楽器打ち込みが苦手なら BAND IN A BOXで、ミキシングも上手くいかないなら iZotopeで不得意な分野はどんどんソフトウェアにお任せして、その分いい曲をたくさん作りましょう。
BAND IN A BOXのいいところは様々なジャンルのスタイルがあり、自分の思いもしないアレンジを試せるところです。JAZZ風のポップスなど打ち込むには大変ですがこれなら簡単に試すことが可能。
ミキシングも Neutron 3トラックアシスタント処理だけで 『 奇跡のミックスダウン・マスタリング 』 くらいの完成度はいけます。時間もDAWでプラグイン込みのテンプレートを作っておけば2、3時間で一曲出来上がります。

打ち込みや編曲も作曲の一部と考えるクリエイター

サウンド込みのクリエイターこれが現在の主流ではないかと思います。もっともハードルが高いのもこれ 作曲だけでなく編曲、シンセの音作り、打ち込み、ミキシング、マスタリングまで全て一人でこなすスーパーマン。なぜかDTMを始めるとこの道に誘導されてしまう(笑)
作曲以外に EQやコンプの使い方、ソフトシンセの使い方、MIDIの打ち込みテクニックにばかり時間を取られて一番大事な曲作りがおろそかになっては本末転倒。
最終的に自分だけのサウンドを作り出すにしても、まずは BAND IN A BOXや iZotopeの手を借りて曲を完成しつつ、それらを参考にしてテクニックを身につけてはいかがでしょうか。

バンドマンで自分たちの音源をミキシングしたい

バンドのオリジナルを音源にして聞かせたい。電子ドラムやアンプシミュレーターなどを使えば自宅でバンドサウンドを録音することも可能です。ボーカルも昼間なら頑張れば録れるでしょう。ボーカルとドラムだけスタジオで録音してもいいでしょう。でもやはりミキシングとマスタリングでつまずくのではないでしょうか?よくネットに安いマスタリング業者を見かけますがミキシングが上手くできていない音源はプロがやってもひどい完成品しか出来上がりません。逆にミキシングさえ上手くできるのであればマスタリングも自分で十分できるものです。
Neutron 3で各トラックを処理してメインボーカルだけ Nectarを使えば初心者でも、かなり市販のCDに近い音源ができあがるかと思います。

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